併設のはりきゅう部門 | カイロプラクティックケアセンター

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併設のはりきゅう部門について

2022年4月よりはりきゅう部門を併設しました。

はりきゅう部門併設の目的

佐々木 岌顧問の佐々木です。当院に来院される患者の多くは、「痛み」や「シビレ」以外の様々な症状をかかえています。例えば頭痛、冷え性、便秘、慢性疲労(倦怠感)、花粉症、アトピー、喘息、生理に関する不調、更年期障害など枚挙にいとまがありません。それらのほとんどは、ストレスによるもので、自律神経失調症や精神疾患など病名のつく場合も少なくありません(中には膠原病のような重篤な病気もあります)。
このような患者を当院で総合的に治療ができたなら、そうした思いを実現するべく「はりきゅう部門」を併設することにいたしました。言うまでもなく、このたび招聘した吉岡・山田両先生師は、上記のような様々な症状の治療を得意としておりますので、安心して受診いただけます。また、吉岡先生は私の研修を経てカイロケアセンターの院長となりましたので、まさに「鬼に金棒」です。

「カイロと鍼灸による相補的な治療」により、諸症状の改善ならびにカイロの治療効果をより高めることを目指します。

 

当院の治療体制の利点

近年、鍼灸が注目され、大学病院でも付属の治療センターを設置するところが増えています。ただ、医師が主導の場であるため、現代医療の一部として扱われ、多くは「痛み」や「コリ」の緩和のための物理療法でしかありません(後述しますが、鍼灸の本質はまったく違います)。一方、カイロは日本では法制化されていないため、大学病院に併設されることはありません。

同じ場にカイロと鍼灸の専門家がいて、すぐに相談ができる、そんな当院ならではの治療体制を、是非、ご活用下さい。

 

はりきゅう部門担当者について

吉岡 広記担当の吉岡です。戸塚区上倉田町で2001年4月より鍼灸専門で開院しております。2014年4月からは、山田とともに二人で従事しております。佐々木顧問からのカイロ継承の話により、2020年1月より指導を受け、のべ300人の治療を終え、カイロ施術の許可を機にはりきゅう部門(吉岡鍼灸院)を併設しました。また、2023年4月よりカイロケアセンターの院長も務めています。よろしくお願いします。
私どもの詳細は、公式HP(https://yoshioka49in.com/)をご覧いただくとして、以下、簡単に説明をさせていただきます。

 

鍼灸について

現在の鍼灸は、おおきく「痛み」や「コリ」の解消を主な目的とした現代医学的鍼灸(対症治療)と、全身的な治療を目的とした古典的鍼灸に分けられます。前者が圧倒的多数であるため、「痛み」や「コリ」のためのものと思われがちですが、鍼灸の本質は諸症状の根本を治療することにあります。

吉岡鍼灸院では、日本の古典的鍼灸である井上系経絡治療を行っております。


鍼灸
~井上系経絡治療~

全身的な治療=気をめぐらす=根本治療
↓↓↓
①自然治癒力の向上 → 諸症状の根本の改善 → 諸症状の改善
↓↓↓
②体質改善 → 病の予防・体調の維持


少し専門的に言えば、「気をめぐらす」ことでその人の持つ回復力(自然治癒力)を高め、上記をはじめとした慢性的な苦痛や様々な症状の全体的な改善を促していきます。諸症状の改善の結果からみて、循環がよくなることで自律神経の変調や心身のバランスが整っていくということが言えるでしょう。また、長く治療をされている方の多くは、「疲れにくくなった」「いつもよりも頑張れる」「浮き沈みが減った」「カゼをひかなくなった」「顔色(心)が明るくなった」「肌つやがよくなった」など調子のよさを感じられることから、いわゆる免疫力の向上や体調の維持にも寄与していると考えられます。

このように、鍼灸の特徴は、①自然治癒力の向上、そして、②体質改善にありますから、病名の有無や多寡、それらの軽重に関わらず、すべてが治療対象になっているのです。そのため、カイロの治療効果をより高めることもできますし、また相乗効果も期待できます。

代表的な適応症

このほかに
 ◆現代医学では原因不明の症状
 ◆現代医学では特別な治療法がなく対症治療により経過観察するしかない疾患や症状
  *最近の病気では、新型コロナの後遺症(嗅覚・味覚異常、ブレインフォグ、倦怠感、疲れやすい、精神疲労など)がその対象となります
 ◆スポーツ選手のコンディショニング
 ◆勉強や仕事の集中力アップ
 ◆日頃の体調管理(風邪やインフルエンザなどの予防、心身のリフレッシュ、多忙な時期を乗り切るためなど)

当院では、2001年以来、上記のような症状に多くの臨床実績をあげております。このほかに気になることがありましたらお尋ねください。

こんな方に

なかなか治らない様々な症状にお困りの方に
人は、個人差はあるものの、様々な症状を併発していることが常です。現代医学では個別に治療していくため、いくつもの病院に通院しなければならず、大変な思いをされている方も多いかと思います。
繰り返しになりますが、鍼灸では、「気をめぐらす」ことで自然治癒力を高め、諸症状の根本治療をしていくため、それらすべてが治療の対象となります。
したがって、「痛み」や「シビレ」、「こり」はもちろんのこと、頭痛、冷え、のぼせ、便秘、下痢、睡眠障害(不眠や中途覚醒、多夢、悪夢など)、慢性疲労(倦怠感)、食欲不振、花粉症、アトピー、喘息、生理に関する不調、更年期障害、精神疾患など、挙げればきりがありません。このほかにも、風邪やインフルエンザなどの急性の疾患、現代医学では特別な治療法のない(対症治療により経過観察するしかない)疾患(手足口病やロタウイルス感染症など)、小児の諸疾患(夜泣きやぐずり、かんしゃく、病弱、チックなど)、産前産後(妊娠中のつわり・逆子や安産、産後の肥立ちなど)や不妊(男女共)など、その適応は多岐にわたります。
様々な症状に悩まされている方に、なかなか治らずお困りの方に、いっぺんに治したい方に、根本から治していきたい方に、鍼灸治療を取り入れられることをお勧めいたします。

前向きになれない方に
「同じ場所」、「同じ物事」、「同じ出来事」、こういった「同じ何か」は、いつも同じように見え、感じられるわけではありません。ある歌の歌詞に「同じ空がどう見えるかは心の角度次第だから」とあるように、その時の心身の有り様によって、ずいぶんと違っていることは誰しもが知っていることでしょう(言うまでもなく、それが「気の持ちよう」で変わるような、そんな簡単なものではないことも痛いほど分かっていることでしょう)。
疲れた体、満たされない心、そうした抑圧された心身が、「気が進まない」、「前向きになれない」、「悲観的になる」、「不安で仕方がない」、「気が滅入る」、「落ち込む」、「いつもなら気にもとめない些細な事にいらだつ」、「まぶしさにたえられない」、「暗い方がいい」、「何も考えられないし考えたくもない」などなど、否が応でも人を後ろ向きにさせるのです。
難しいことは抜きに、鍼灸の効果は「気がめぐる」ことで体調が今よりもよくなるということです。「世界は自分」であり、「自分の調子さえよくなれば世界は変わる」ものです。どうにもならない周囲のことですら、少しは変わることでしょう。

人生をより楽しいものにしたい方に
定期的に治療されている方の多くは、主訴の改善はもちろんのこと、同時に日々の疲労を回復して心身の安定をはかることにも目を向けられています。
体調がよくなると、思考力や集中力が高まり、仕事や勉強、家事、趣味など、様々な場面でよい結果が生まれます。また、その日の調子で結果が左右されるスポーツの場面でも同様です。受験の成功のためや、スポーツで最大限に力を発揮できるよう定期的に治療される方も少なくありません。

妊娠中や小児にも
鍼や灸には、お年寄りがするものというイメージがあるようですが、実際には違います。妊娠中でも産まれてすぐの赤ちゃんでも治療は可能です。
妊娠中では胎児の順調な成長をはじめ、母体の安定と安産、産後の健康のために、小児にはより健やかに育つために新生児から有効な手段となります。また、互いが心身の状態を常に感じとり、影響し合っているため、相互の病因ともなり得ます。このため普段から体調を調えることには大きな意味があります。
症状で言えば、妊娠中では、風邪やインフルエンザなどの投薬不可の症状、お腹が張る、腰が痛い、冷える、むくみ、だるい、つわり、逆子、切迫早産、難産、予定日超過など、小児では、夜泣き、寝ない、かんしゃく、食欲不振、吐きやすい、風邪をひきやすい、アトピー、アレルギーなどを挙げることができます。

すべての方に
長々と書いてきましたが、結局のところ、理想を言えば、鍼灸の持つ自然治癒力を高める力を最大限に生かし、目立った病気がなくとも小さい頃より鍼灸を取り入れることをおすすめします。

 

治療方法について

鍼は痛いもの、灸は熱いもの、そうでないと効果がないと思われている方も少なくありません。井上系経絡治療のそれは、そういったイメージとはおおきく異なります。

 ◆鍼:接触鍼という皮膚表面に触れる鍼法を主としており、痛みはおろか、こちらが黙っていれば、治療後にいつ鍼をするのですかと言われてしまう始末です。

 ◆灸:主に知熱灸という熱さを感じたら取る方法で行いますので、がまんする必要がなく、やけどの心配がありません。

 

診察と治療について

診察
①まずは問診からはじめます。お困りの症状(いくつでも)について、「どのようなもの」か、朝夕や天候により変化するのかなど、具体的な様態にはじまり、「いつ」「どのような状況で」起こり、「これまでの経過」はどうか、詳しくうかがいます。そのうえで、日常の食事や睡眠、大小便などの状態を確認します。
②次に脈診です。これは東洋医学独自のものでご自身では感じられない、より深い体の状態を診る診察です。
③問診と脈診の結果を総合して、證(証、ショウ)という診断を立てます。この際、問診から得られた病證と脈診から得られた脈證の一致不一致から予後も診ます。

治療
證にもとづいて、全身的な治療を行っていきます。
①まず手足にある重要なツボを選んで進めていきます。これを本治法といい、全身治療の根幹をなすものです。上記した接触鍼にて行います。
②次いでお腹のツボに知熱灸、座って首から肩背への全体的な鍼と数か所の知熱灸、うつぶせで背中から腰への全体的な鍼と数か所の知熱灸とい手順になります。
③このほか、必要を認めた場合に、局所への治療をしていきます。

 

鍼灸では難しいと診断される場合には

難しい状態とは
鍼灸では、診断により病の軽重だけでなく、予後も判断します。その中で、難しいと診断される状態とは、診察により予後不良と判断される病態を指します。
鍼灸の診断は、問診から得られた病證(病態)と脈診から得られた脈證(病態)を勘案してくだします。少し詳しく言えば、病證から想定される脈状(脈の状態)と脈證(実際の脈状)との一致不一致(順逆関係)を確認します。両者が一致していれば順、不一致であれば逆と判定します。順であれば、症状がどんなに劇烈であっても基本的に予後が良いと判断され、逆であれば予後不良となります。

難しいと診断された場合
予後不良の場合でも、鍼灸治療の継続により少しずつ改善していくこともありますが、まずは現状維持(変化しない)、あるいは悪化の速度を緩めることが目標となります。鍼灸の継続は、どんな場合においても自然治癒力を助けるという点において意味があるものの、すべての不調の改善は不可能です。
鍼灸では予後不良であっても、他の治療により改善が見込まれると判断される場合には、すみやかに提携する治療院を紹介いたします。
特に予後不良と判断される「痛み」「シビレ」は、当院のカイロプラクティック治療を受診いただきます。

 *スタッフページ(吉岡)でも書きましたが、山田のヘルニアの時には、症状と脈状が一致しない予後不良の状態であったため、佐々木顧問に治療を依頼しました。ただ、ヘルニアは全快したものの、脈状の変化はありませんでした(今も継続中)。鍼灸では症状の中に肥痩も含まれており、それと脈状の関係も重要視します。その点で言えば、依然として肥痩と脈状の不一致の状態、すなわち予後不良の状態が続いているため、鍼灸の継続は必要と判断されます。これまで数名の方を佐々木先生に診ていただきましたが、同様のケースがありました。この点から見ても、「カイロと鍼灸による相補的な治療」には意味があると考えております。

 

患者さんの声、症例

来院者から一言:これまで来院された患者さんのご厚意により書いていただいた鍼灸についての一言を紹介します(本院HPが開きます)。
症例:アトピー、ニキビ、生理関係、逆子、成長痛など(本院HPが開きます)。
症例検討:日本東洋医学会で発表したもので、診断(症状と脈状の一致不一致による予後の研究)に関する研究をしています(本院HPが開きます)。

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