Vol.077『夜も眠れなかった五十肩が。。。』
１年前から左腕の上がりが悪くなってきたので、近所の整形外科で診てもったところ五十肩と言われました。３ヶ月間、ほとんど毎日電気治療に通いましたが、段々痛みが激しくなり、夜も痛くて眠れない状態になりました。........
五十肩
症状
主に、中年以降に発生する年齢的要素が関係する症状で肩関節周囲炎とも言われています。肩の関節は他の関節に比べ、可動域が非常に大きく複雑なメカニズムをしている為症状の原因を特定するのが難しく、改善の仕方も様々なのが特徴です。
「何をしなくても痛い」、「なんとなく痛い」という状態から始まり（自発痛）、徐々に痛みが強くなり、髪を整える動作、着替える動作などがしにくくなったり、あらゆる方向への動きが制限されるようになります。 痛みは自動でも他動でも起こり、その為日常生活が困難になったり、痛みの為に睡眠が妨害されるようなことが起こります。痛みの部位は特定しにくいですが、主に肩の上方、腕の付け根あたりに痛みを訴える場合が多いです。 症状が続くと肘のだるさ、手の違和感を感じる事もあります。
治療
様々な要素が関連して症状をつくりだす為、痛みの原因を特定するには、痛みの場所、痛み方、痛む時間が手がかりとなります。 肩に痛みがあるからと言って動かさないようにしていると肩周辺の癒着が起き、かえって状態を悪化させたり、痛みが消失した後でも、可動域の制限が起きる事があるので注意しなくてはなりません。 その為にも、早期に適切な治療を受けること、将来的に動きが悪くならないように予防することが必要です。治療は癒着のために強い痛みを伴うことがあります。
患者さんの声
ここでは、患者さんの感想や治療体験などを紹介しています。治療自体への不安や、どんな症状が良くなったのかを患者さん目線でご覧下さい。